LT-BLOGの日記

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子育て、自転車、整体を中心に綴る雑記ブログ

宅建試験に2回落ちた

 LT-BLOGのエフケーです。

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私は宅建試験を3回も受けた。

3回受ける人は少数派かと思う。

受けたキッカケ

それは、後輩の一言から始まった。

 「今年、一緒に宅建受けませんか」

 

不動産の資格というのは知っているが、

中身を全く知らない。

 「マークシートで7割くらい取れば

受かるらしいですよ!」

 

後輩のこの言葉を聞いてなんか

受かりそうだなと思った。

私の会社は母体が不動産事業なので、

全然関係ない部署の人間でも祝金が出る。

 

「よし、申し込もう」

この時、あんな長丁場になるとは

思わなかった。

 

1回目の試験

早速「ブックオフ」で中古テキストと

過去問集を買ってきた。

(2年くらい前のやつ)

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テキストは分厚く、読んでいると

めちゃくちゃ眠たい。

帰宅後、子供が寝てから始めるので、

最初の1ページですでに眠たい。

 

しかも、子供の夜泣きで

また起こされてしまう。

なんだかんだ、テキスト読んでるだけで

試験まで1ヶ月切ってしまった。

 

問題やらないとヤバイと思い、

ようやく過去問をスタート。

当たり前だがテキスト読んだだけでは、

問題は解けない。

 

結局、思うように進まず試験当日まで

2年分の過去問しかできなかった。

 

市内の大学で行われた。

電車を降り、歩いて向かっていると、

続々と人が試験会場へ吸い込まれていく。

こんなに受ける人多いのか・・・。

 

試験が始まり、1問目から解いていく。

 

「権利関係」で時間を使ってしまい、

残りはなんとかマークシートを埋めた。

 

試験が終わり、その日の内に各予備校から

速報が出る。自己採点結果は30点。

 

絶望的である。

何年か前に30点の年もあったようだが、

予備校の合格予想は、34~37点

 

分かっていたけど、ダメだった。

落ちたら受験やめようと思っていたが、

悔しいので、来年も受けようと思った。

 

ちなみに後輩は17点…。

自分から誘っといて、

ほとんど勉強しなかったらしい。

2回目の試験

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今度はやるぞ!気合が入っていた。

最新のテキストを買い、

過去問中心に勉強。

 

相変わらず仕事終わりの勉強は

眠かったが、一緒に受けた後輩に、

合格して祝金をもらって

自慢しようと企んでいた。

 (後輩はもう受けないようだ)

 

今回は過去問を7年分を5,6回まわした。

苦手な権利関係も多分大丈夫だ。

 

試験当日は晴れ。

10月の第3日曜日は晴れが多いらしい。

秋祭りもよくこの日に行われる。

 

余談だが、私の地元では10月第3土曜、

日曜とお祭りが行われるため、

祭りの度に今でも「宅建」を思い出す。

 

昨年と同じように電車で会場へ行き、

2時間みっちり試験を受けてきた。

 

昨年は1問目から解き始めたが、

今年は「法令上の制限」からスタート。

(15問目くらいだったかな。)

 

解くのに時間のかかる

権利関係は後回し。

 

全ての問題を解き終わり、会場を後にした。

なんとなく手応えはあった。

 

家に帰り、17:00頃から各予備校の

速報が続々と上がってくる。

 

持ち帰った問題用紙には、

あとで自己採点できるよう、

回答した番号に○を打っている。

 

出てきた速報を見ながら

自己採点した結果、『36点』

 

それまで合格点が37点以上に

なる事はなかったので、

これで大丈夫だろうと思った。

 

そして合格発表の日、

確か0:00あたりに

合格点がネットで出回る。

(今はないのかな)

 

合格ライン 36点

 「よし!」

 

まさかの結果

合格発表時間に合わせ、

仕事中に更衣室へ行き、

ワクワクしながら携帯で

受験番号を照合した。

 

そのまま、席に戻り後輩に

「受かったよ」と

クールに言うイメージでいた。

しかし・・・

 

携帯の表示「番号がありません」

「あれ?そんなはずはない」

「もう一回入力してみよう」

 

携帯の表示「番号がありません」

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「うそだ、そんなバカな」

「だって合格点36点でしょ」

「あるはず!?」 

 

その後も何度も入力したが、結果同じ。

 「なんで?なんで?なんで!!」

 

RETIO(不動産適正取引推進機構)に

電話しようと思った。

電話番号を入力し、発信を押す所まできて、

手が止まった。

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なんて問い合わせたらいいんだ?

 

「あの、自己採点では

 受かってるはずなんですが…」

「もう一回調べてくれませんか?」

「機械の読取りミスなんじゃないですか?」

 

「・・・」

 

毎年20万人も受ける試験。

個別に対応してくれる筈がないし、

覆るわけもない。

 

後輩の席も素通りし、

肩を落としそのまま仕事に戻った。

受かったと思っていただけに、

ショックが大きい。

 

もう受けるのやめようか。

そもそも宅建取っても業務と関係ないし。

 

家に帰り、問題用紙を確認するが、

やはり36点。

 

マークシートに間違って転記したらしい。

 

なんてバカなんだ!

合格点に達していたのに、

マークシートでミスるなんて!

 

点数足らなくて落ちた方がマシだ…。

これは悔しい・・・。

 

受験することは、

妻や妻の両親などに言っていたので

結果を報告しなければいけない。

 

しかも、事前に「多分受かった」と

言ってしまった...。

 

こういう事態にも備えて、

誰にも言わずに受けた方が良い

身を持って痛感した。

3回目の試験

私は宅建とは縁の無い人間なんだ。

そんなことを考えていて、

受けるか迷っていた6月頃、

youtube宅建を教えている人を見た。

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宅建のみやざき先生。

※写真の人は関係ないです

 

なんかすごくわかりやすい。

見ているうちに、

「やっぱり今年も受けてみようかな」

という気持ちになった。

 

 3回目はひたすら過去問を解いた。

宅建業法」と「法令上の制限」は

おそらく大丈夫。

2年分の貯金がある。

あと権利関係と税をそこそこ取れれば、

合格点に達する。

 

目標は

「権利関係」 8点

「法令上の制限」 5点

宅建業法」 20点

「税その他」 5点

 

確かこんな見積もりで考えていた。

 

問題は昨年より難しいと感じた。

個数問題が多い。

今回もダメかもなと思った。

 

同じ轍を踏まない。

問題用紙にマークした番号と

マークシートが合っているか

念入りに確認した。

 

ここだけはやっておこう…。

 

昨年と同様、予備校の解答速報で

自己採点してみた。

39点。

 

さすがに受かったと思った。

 

しかし、また何かの間違いで

落ちるかも。

実は誰かの陰謀でまた

落とされるかもしれん。

 

そんな心配を考えながら、

みやざき先生の試験後の

宅建試験動画眺めていた。

 

3度目の正直

合格ラインは

33点である事がわかった。

普通なら受かってるはず。

 

ドキドキしながら昨年と同じく

携帯で番号を照合した。

携帯の表示「合格」

 

はぁ〜。ため息が漏れた。

ホントはこんな事、

去年で終わってるんだよ

遠回りした~。時間かかった~。

 

2回で諦めていたら

受験するために使った時間や

テキスト代は無駄になってしまう。

 

なんとか結果を残すことができて

良かったと心から思った。

 

何事も見直しは大切。